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【お知らせ】新型コロナウイルス感染症の拡大防止と運動・スポーツ の実施について

2020/05/04(月)

平素より当施設・当団体の活動に御尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するためには、一人一人

が不要不急の外出を自粛し、他者との接触を8割程度減らすことが必要とされ

ています。

一方で、身体的及び精神的な健康を維持する上では、体を動かしたり、スポー

ツを行うことが必要です。

外出の自粛が続き、屋内で過ごす時間が長くなると活動量が低下し、特に、中

高年齢者については、体力の低下、生活習慣病等の発症や生活機能の低下(骨や

関節、筋肉等の運動器が衰えるフレイルやロコモティブシンドローム、認知症

等)をきたすリスクが高まります。このため、意識的に運動・スポーツに取り組

んでもらうことは、健康の保持だけでなく、将来的な要介護状態を回避するた

めにも有効です。

また、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」(新型コロナウイ

ルス感染症対策本部決定)においては、外出の自粛の対象とならない外出の例

として、屋外での運動や散歩等が生活の維持に必要なものとして示されていま

す。このため、屋外で安全・安心に運動・スポーツを行えるよう、感染防止のた

めに必要なことや、周囲の人への配慮等について具体化することが求められて

います。

 

外出自粛時の運動・スポーツの実施について

外出自粛時において、安全に運動・スポーツに取り組んでいただくための

ポイントについてまとめましたのでご参考にして頂ければ幸いです。

①屋内(自宅)で行える運動・スポーツ(主に中高年齢者を対

象とした体操等)

②安全にウォーキングやジョギングに取り組んでいただけるよう屋外で運動・スポー

ツを行う場合に配慮いただきたいポイントを取りまとめたところです。

               記

1 屋内(自宅)で行える運動・スポーツの紹介

身体的及び精神的な健康を維持する上では、体を動かしたり、スポーツを

行うことが必要であり、特に、中高年齢者については、健康の保持、フレイル

やロコモティブシンドロームの予防のために、意識的に運動・スポーツに取

り組んでいただくことが重要ですので、屋内で行える運動・スポーツへの取

組を啓発いただくようお願いします。

その際、自宅(屋内)で行える運動・スポーツとして、一般社団法人日本老

年医学会、公益社団法人日本整形外科学会、公益財団法人健康・体力づくり事

業財団、厚生労働省から、以下の運動・体操が紹介されていますので、これら

を活用いただきますようお願いします。

なお、日々の運動・スポーツの状況を記録しておくことは、生活リズムを確

認できるようにする等の観点から有用です。下記2(1)の資料4には「日常

運動・スポーツの記録」という記録用紙の例を添付しており、屋内でできる運

動・スポーツの記入欄も設けていますので、周知・広報に当たっては、こちら

の活用についても配慮をお願いします。

(1)「新型コロナウイルス感染症」高齢者として気をつけたいポイント

(一般社団法人 日本老年医学会)(資料1)

(参考)市民の皆様へ「新型コロナウイルス感染症」高齢者として気をつけ

たいポイント

https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/citizen/coronavirus.html

(2)ロコモを防ぐ運動「ロコトレ」

(公益社団法人日本整形外科学会:ロコモチャレンジ!推進協議会)(資料2)

(参考)ロコモONLINE ロコトレhttps://locomo-joa.jp/check/locotre/

(3)緊急事態宣言下の運動不足解消法「生活アクティブ体操」

(公益財団法人 健康・体力づくり事業財団)(資料3)

(参考)緊急事態宣言下の運動不足解消法

http://www.health-net.or.jp/etc/undoulist.html

(4)新型コロナウイルス感染症への対応について(高齢者の皆さまへ)

(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_kour

eisha/yobou/index_00013.html

2 屋外で安全に運動・スポーツ(ウォーキング・ジョギング)を行うためのポ

イント

屋外で行うウォーキングやジョギングについては、生活の維持のために必

要なものとされていますが、その実施に当たっては、感染の防止と周囲の人へ

の配慮が必要です。

このため、屋外でウォーキングやジョギングを行う際の留意点として、①運

動やスポーツを始める前に行うこと(体調の確認)、②感染予防のための基本

的な対策、③実施に当たっての留意点(人数・場所・距離)、④記録の保存、

⑤かかりつけ医への相談及び周囲の人への思いやり(エチケット)を取りまと

めた、「安全に運動・スポーツをするポイントは?」(資料4)とリーフレッ

ト(資料5)を作成しています。

屋外で運動・スポーツを行う人と、行わない人の双方が、お互いに気持ちよ

く生活を送れるよう、これらの周知・広報等をお願いします。

なお、資料4、資料5の作成に当たっては、公益社団法人日本医師会ほかの

専門家の協力を得て作成していることを申し添えます。

(1)「安全に運動・スポーツをするポイントは?」 (資料4)

(2)「安全に運動・スポーツをするポイントは?」(リーフレット)(資料5)__

PDFにて画像をご覧いただけます)

より詳しい内容は下記をご覧ください。

○スポーツ庁ホームページ:自宅で屋外で安全に運動・スポーツをするポイントは?

https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop05/jsa_00010.html

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